無印良品のキッチンツールといえば、シリコーン調理スプーンというほどに大人気で、わたしも愛用者です。(2本持ってる!)
ですが、無印の調理小物でもうひとつおすすめしたいのが、すす竹調理へら。
鉄フライパンとの相性が抜群で、わが家では毎日大活躍です。
今日は、「すす竹調理へら」への愛を語ろうと思います。
なお、MONOQLOやLDKを発行している晋遊舎さんの運営サイトでは、シリコーン調理スプーンがベタ褒めされています。興味のある方はどうぞ。
無印良品「すす竹調理へら」のいいところ3つ
軽さと素材の良さで、持ったときの感覚がすこぶる良い
まず見ていただきたいのは、この武骨なまでの姿かたち。
約30cmの長さで、これっぽっちも無駄のないスッキリしたボディに惚れ惚れします。
竹なのでとても軽く、シリコーン調理スプーンのような先のしなりもありません。手にするとパリッと硬い感覚が、すこぶる良いです。また、竹という素材のもつ雰囲気とさらりとした手触りも、手にするととてもいい気分。
なお、竹の原産国は中国とのこと。レビューを見ると、以前は日本産だったようですが変更になった様子。わたしが購入したは数年前なので、日本産のものかもしれません。
わたしにとって料理は気が重い家事のひとつなので、気分が上がるキッチンツールを使うのは、モチベーションを保つひとつの手段でもあります。
先がほんのりカーブ&斜めになっていて使いやすい
横からみると、先がほんのりカーブしていますし、斜めになっているのがわかります。この微妙なカーブと斜度が食材たちを適度に包み込むので、とても調理がしやすい!
これがどちらも真っすぐだと、おそらく使いにくいのでしょうねぇ…。
(下の写真は、左手にへら、右手にカメラを持ち撮影しています)
▲横から見たところ。ほんのりカーブしているのがわかります。
▲正面から。先は斜めになっています。
また、30cmという長さもよいです。
「絶妙な斜め具合×30cmという長さ×手首の返し」で、本当にかる~く食材をチャチャっと混ぜることができるのです。
鉄のフライパンに負けない硬さが頼もしい
前述のとおり、パリッと硬いのですが、食材に触れる先も同様にパリッと硬いです。この硬さがあるからこそ、鉄フライパンに負けずザクザク調理できます。
ミンチ肉などをパラパラにしたいとき、ガシガシ押し付けても剛の姿勢を保ちます。個人的には、そんな時にへらがフライパンに当たってコツコツ鳴る音もまた、心地よくて大好きです。
調理では、へらを使って食材を上下に返して混ぜたりもしますが、食材の下に差し込むときも一切突っかかりなく、見事にスラッと入っていきます。しなりのない竹素材の硬さがなせる扱いやすさだと思います。
シリコーン調理スプーンは鉄のフライパンに向かない(気がする)
わが家の鉄のフライパンは柳宗理のファイバーライン加工がされているタイプのもので、表面が微妙に凹凸しています。
先のしなりでもって根こそぎすくい取ろうとするシリコーン調理スプーンでは、その凹凸にソースやタレ、餡が残りますし、柔らかすぎて焦げ付きのようなものがこすり取ることができません。
そのため、もっぱらティファールのフライパン用になっています。シリコーン調理スプーンの先の丸さやそのしなり具合は、つるりとしたコーティングの器具と相性が良い気がします。
さいごに
わたし個人の感覚ではありますが、フライパン(鍋もですが)の素材によって、いつのまにか使い分けていました。
- 「剛」のすす竹調理へら
- 「柔」のシリコーン調理スプーン
どちらも使いやすく、素晴らしい商品です。
シリコーン調理スプーンの陰に隠れてしまっているこの、すす竹調理へらの素晴らしさをだれかに伝えたくて、愛を語ってみた次第です。
なお、鉄フライパンのフライ返し(ターナー)には、貝印の18-8ステンレススチール製のこちらがおすすめです。
talbloさんの記事で知り購入しましたが、わが家での目玉焼き作りには欠かせません。
こちらも無駄のないスタイリッシュな姿がクールで痺れます。男性ウケよさそうです…。(夫も喜んでいた)
▼talbloさんの記事はこちら
鉄フライパンにはこのターナーです。 貝印 DH-3012 – talblo 良いもの+ひとりごと