冬の布団は冷たい。
部屋をガンガンに暖めていれば布団も寒くないのだろうけれど、エアコン嫌い(特に暖房)のわたしは、寝室でエアコン暖房使いたくないのです。
以前まで、そんな冷たい冬の布団には布団乾燥機を使って温めていました。
ですが、様々な理由から昔懐かしい湯たんぽの使用に変更しました。
購入したのはマルカ 湯たんぽ Aエース 2.5L 袋付です。
これがなかなか良くて、わたしと同じ要望を持つ方にならお勧めしたいと思いますので、良い所を熱弁したいと思います!
ということで今回は、このマルカの湯たんぽについて。
布団乾燥機では不便な理由
布団乾燥機での布団温め作戦は、本当にいいです。
布団全体・布団に含まれる空気までが温かくなるので、布団に入ると本当に幸福感でいっぱいです。
ですが、わが家の生活リズムではどうしても不便がありました。
それがこれ。
夫婦の寝る時間バラバラ問題
夫は常日頃から激務で、帰宅が24時を回ることもしばしば。
わたしは翌朝7時半には家を出るため、夫の帰宅を見届け食事を出した後、先に寝ることも多いです。
そうなると、布団乾燥機で温めた直後の布団に入れるのはわたしだけなのです。
※夫婦同じベッドで寝ています
夫が食事・入浴を済ませ遅れてベッドに来る頃には、その温かさも消え失せてしまう…。夫だけが(休日はわたしの方が後で寝ることが多いので、わたしが)、温かい布団に入ることができないのです。
これは、由々しき問題です。
布団乾燥機のマットをセッティングするの面倒くさい問題
いまでこそマットなしの布団乾燥機が流通していますが、夫との同居開始当初(2011年秋)にはそんなものはなく、一般的なマットタイプのものを購入しました。
なので、使用する場合は、敷布団と掛布団の間にマットをセッティングする必要があります。これがまあ面倒くさい。
夫とお互いに押し付けあうことも多々あり(休日など)、さらにはふたりともやりたくなくて、結局ひんやりした布団で眠りにつくこともありました。
布団が温かいことの幸せと面倒くささと、天秤にかけると面倒くさいが勝ってしまうダメ夫婦でした。
湯たんぽを使ってみた
わたしが実家暮らしをしていた頃、暖房器具は石油ストーブでした。ストーブの上には常にやかん(あるいは煮物やさつまいも)が乗っており、そのお湯を有効活用する意味もあり、お布団の温め係は湯たんぽでした。
↓こういうの
そこで、改めて原点に戻ってみようと湯たんぽを使ってみることに(わたしは湯たんぽ大好きっ子です)。
わが家にはやかんがなく、容量少なめの電気ポットのみ。
鍋で沸かして湯たんぽのちいさな口から入れるのも面倒だったので、直火OKの湯たんぽを購入してみました。
するとこれが大ヒット!
夫がうらやましがるのでひとつ買い足して、計2つを使用しています。
マルカの湯たんぽ最高!
購入したのはこちら
2.5リットルの袋付きタイプ。
特筆すべき点は、なんたって直火・IH電磁調理器対応であること!水を入れてこんな風に沸かしてます(正確には、沸騰一歩手前でやめてます)。
これがまたラクで!!!
毎日21時頃にはベッドに行き湯たんぽを持ってきて、そのままIHで沸騰直前まで温めます(5~8分ぐらいかかる)。温まったら袋に入れて、また布団へ。
他の器具がいらないこのサイクル、めちゃくちゃラクなのです。
※本体はとても熱くなるので、ミトン(鍋つかみ)など使用する必要があります!
画像引用元:マルカ ショップ
ちなみに、本体は金属製(溶融亜鉛メッキ鋼板)なので相当長持ちすると思うのですが、心配なのは口金のパッキン(ゴム)の劣化。
ですがこの湯たんぽ、パッキンの予備もセットに含まれています!親切♡
無くさないよう、チャック付き袋に入れて(あと何のパーツなのかも表記して)保管しています。
湯たんぽ、こんな風に使ってます
寝るまでは背中へ、寝るときは足元へ
沸騰直前まで温めてから布団に戻すのですが、その際は、背中部分に置いています(夫は腰の部分)。
そしていざ布団に入るときは、そのまま足元に移動。
そうすると、いちばんゾクゾクと寒さを感じやすい(わたしの場合)背中が、温かくて体がじんわりするし、足元に移動させれば末端冷え性な足も温めてくれます。
布団全体が温かくなるわけではありませんが、冷たさを感じやすい部位をピンポイントで温めているため、全然冷たく感じません。
また、湯たんぽの保温性はとてもすごくて、朝になってもまだぼんやりと温かいのです!さむーい朝などは、足元にあるホワンと温かい湯たんぽに癒されます♡
付属の袋は薄いので厚くリメイク
袋が付属しているものを購入したのですが、ものすごくペラペラでした。この薄さでは低温やけどを起こしてしまうと思い、袋に手を加えました。
ウエス予備軍で置いてあったTシャツたちを2重にして、もともとの袋に縫い付けました。内側に入れちゃうので、端の処理なんてしていません(笑)
1つの湯たんぽ袋に、2枚のTシャツを使いました。
これで倍程度には厚みが出たので大丈夫かな。
【追記】無印良品の湯たんぽカバーを購入しました
手づくりカバーは夫が使いにくいようで、より簡単に出し入れ&開け閉めできるよう、無印良品のあたたかファイバー鹿の子湯たんぽカバーを購入しました。
無印良品でも湯たんぽが販売されているので(秋~冬に登場します)、専用のカバーです。
無印の湯たんぽは長方形に近くて、楕円型のマルカに比べるとずんぐりしていますが、サイズはあまり変わらないので、おそらく大丈夫だろうと博打気分です。
- 無印の湯たんぽ大のサイズ:約8×28×21.5cm(2.3L)
- マルカの湯たんぽサイズ:約7.4×29.5×21.6(2.5L)
ファスナーに加えて重なる部分にはマジックテープもあり、誤って飛び出てくる心配のない安心構造。
今までは巾着状の袋だったので、口の紐を結ぶのを面倒がっていた夫ですが、これだったら問題なく使えているようです(笑)。
毎年、秋ごろ発売開始になる季節限定品なので、気になっている方はその時期にチェックです!(冬の終わりごろに残っているとセールになっていたりします)
【注意】低温やけどの危険性を理解して使う
昔から言われてはいますが、湯たんぽは低温やけどの危険性が高いです。
わが家の場合だと就寝時に使用しているので、熱さの感覚も鈍りやすく、しかも気づかない可能性もあります。
湯たんぽを使用する場合は、袋を厚くする(2重~3重にするなど)、布団に入ったら湯たんぽは使用しない(布団から出す)など、注意が必要です。
特にお子さんに使用する場合は、大人よりもさらに注意する必要があると思います。
わが家の場合は、足元といっても、足がギリギリつかない位置に置くようにしています。夫にも、低温やけどの危険性はしっかり説明しました(夫は湯たんぽ使用した経験なし)。
湯たんぽの導入で、布団乾燥機での不便が解消
低温やけどには注意が必要な湯たんぽではありますが、わが家の場合はいまのところ問題なし。湯たんぽの導入によって、布団乾燥機での不便が解消しました。
夫婦の寝る時間バラバラ問題
⇒ 各々が湯たんぽを使用しているので、寝る時間がバラバラでも各々ちゃんと温かい
布団乾燥機のマットをセッティングするの面倒くさい問題
⇒ マットは布団をバサバサ動かしてセットしていたのですが、マルカ湯たんぽは、ひょいっと持ってきてIHに乗っけて少し待ち、その後もまたひょいっと持っていき置いておくだけ。
どちらを面倒だと思うのかは個人差があると思うのですが、わが家の場合は湯たんぽの方が断然ラクでした。
さいごに
先にも書きましたが、何を面倒だと思うのかは個人差があります。自分が楽に、より心地よく眠れるために、最適な方法を選べるといいのではないかと思います。
わが家にマットが必要ないタイプの布団乾燥機があれば、もしかしてそのまま使用を続けていたのかもしれません。
また、電気毛布を使うといった選択肢もあると思います。
わが家の場合は、わたしが慣れ親しんでいた湯たんぽを使うことで、ひとまず問題が解決した、ということです。
もしもまた不便・不満がでてきたら、その時に考えてみようと思います!
繰り返しますが、湯たんぽを使用する場合には低温やけどに要注意!ですよ~!!!