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元JUDY AND MARYのYUKIが在籍したユニット「NiNa」を知っていますか?

元JUDY AND MARYのYUKIが在籍したユニット「NiNa」を知っていますか?
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現在45歳。大人かわいい、エロかわいい、永遠のガーリー…、それはYUKIちゃん。
30代の皆様方には、JUDY AND MARYのYUKIと言った方がピンとくるかもしれません。

現在ソロで活躍する彼女ですが、JUDY AND MARY解散の2年前、ちょうど活動を休止していた時期に、NiNa(ニナ)というユニットで活動していたことを知る人は、どれぐらいいるのだろう。

JUDY AND MARY(以下JAM)が好きだった私は、NiNaもとても好きでした。

先日ふと、同じ年代である夫にNiNaを知っているかと聞いたところ、知らないと言われたのでとても驚いたのです。

もしかして案外知らない人が多いのかもしれないと思い、YUKIちゃんの歴代の活動の中でも、ターニングポイントではないかと感じる「NiNa」について、書いてみようと思います。

NiNaとはどんなユニットなのか

NiNaのCD

1999年、大人気だったJAMが活動を休止。
時を同じくして活動を開始したのが、NiNaでした。

YUKIちゃんが27歳だった為「27=にな=NiNa」と名付けられたそのユニットは、JAMのプロデューサーだった佐久間正英氏が、B-52’sのヴォーカル・ケイトとYUKIちゃんをツインヴォーカルとし、メンバーを集めて結成されたのです。

佐久間さんの過去のインタビューによると、YUKIちゃんも乗り気だったのだという。

www.barks.jp

1999年7月にシングル「Happy Tomorrow 」、10月にシングル「Aurora Tour」、11月にアルバム「NiNa」を発表。

たった3枚の発売。それでも私の記憶には鮮明に残っています。

YUKIちゃんとケイトの伸びやかな声のハモリはとても心地よく、各々のソロパートでは力強ささえ感じる。曲は全体的にPOPなのだけど、今でいうエモさがふんだんに含まれた曲ばかりだった。

多くのアーティストを手掛けヒットを量産してきた佐久間さんの手腕、さすがです。

詞について

全英詞の曲もあれば、日本語と英語が混在する曲もあって、そのバランスもまた絶妙。YUKIちゃんのモノローグがはいっている曲もあり、なにかにつけ心にぐっとくる美しい曲ばかり。

詞の雰囲気について個人的に感じるのは、JAMの時よりも今のソロに近い気がするということ。

JAMでは、悲しい時でもぐっと涙をぬぐい、勇ましく前を向いて進む。

NiNaでは(実際に死別と思われる別れの曲がある)、悲しみをどしんと受けとめ、無理やりではなく、それを自分の血肉として取り込んだうえで歩みを止めようとしない、凛とした力強さを感じる。

現在、NiNaについて調べようと思っても、ネットでも公式なものは全く引っかからない。SonyのHPをみても、リリースした曲の情報しか残されていない。

ついでにいうと、Amazonのデジタルミュージックでも、iTunesでもみつからない。幻だったのかと思うほど、見つからない。

こんなに素敵なユニットなのに、とても不思議…。


アルバム「NiNa」

NiNaのCD-2

1. Take 27
2. Super Hero
3. Hairspray
4. Aurora Tour
5. In The Park
6. Rest In Peace
7. Hashi Yasume
8. Route 246
9. Happy Tomorrow
10. Old Delhi
11. I Remember You
12. Film
13. When I Ask You

先ほども書いた通り、AmazonのデジタルミュージックでもiTunesでも曲がみつからなかった。

YouTubeで見つけたのですが、非公式のものだったので貼り付けは自粛します(;^_^A
興味のある方は、ご自身で確認してみてくださいね!

▷ YouTubeで「NiNa」を検索!

おススメはシングルにもなっている2曲。

  • Aurora Tour
  • Happy Tomorrow

私が好きなのは、

  • YUKIちゃんのモノローグがあるRest In Peace
  • ノリノリなRoute 246

さいごに

私に音楽的な知識がなく「すごくいいよ!」としか伝えられないのは歯がゆいのですが、YUKIちゃん好きな方でしたら、存分に楽しめると思いますので、ぜひ聞いてみてください。

このNiNaでの活動の後、JAMは解散。YUKIちゃんはソロ活動へと進んでいくのですが、JAMとソロの狭間の時期に活動したこのユニットは、なにかしらのターニングポイントになったに違いないと感じます。

NiNaのCD-3

なお、NiNaについて検索してヒットした中で、音楽性に触れて書かれているのはほとんど見つかりませんでした。辛うじて、下のリンクした記事だけですね。