奥美濃(郡上市白鳥付近)の郷土料理、「鶏(けい)ちゃん」はとってもおいしくて、私も夫も大好物。
今日はそんな鶏ちゃんについて。
鶏ちゃんとは
鶏ちゃんとはなにか。
その字の通り、鶏肉を使用した料理です。イントネーションは「ひょうたん」と同じく「けいちゃん」と呼ばれます。(Wikipediaより拝借)
調理法はごく簡単で、
1.鶏肉を一口サイズに切り分け、味噌や醤油、塩などをさまざまに調合したタレにつけ込んでおく。
2.下味のついた鶏肉を、キャベツやタマネギ、ニンジンなどの野菜と一緒に、鉄板やフライパンで焼いて食べる。染み出た肉汁と野菜からの甘さが混ざったタレに、鍋料理一般のように、最後のシメとしてうどんや焼そばなど麺類を投入することもある。
-Wikipediaより(一部抜粋)-
というもの。
よくよく考えるとものすごく簡単なこの料理、家でも簡単にできるよね!?と気付き(気づくのが遅すぎる)、3年ほど前から自宅で作るようになりました。
我が家のレシピをご紹介
使う味噌ダレ
奥美濃のスーパーマーケットでは当たり前のように置かれている、鶏ちゃん用の味噌。我が家では下味をつけるのに、その市販品を使います。
この会社の商品です▶ 丸昌醸造場
最近では美濃地方のスーパーでも見るようになりました。
特徴は、郡上味噌を使っていること。はっきりした味噌味でありながら、調味されて甘く仕上げられています。
材料
わが家流の材料をご紹介。
- 鶏もも肉
- 牛ホルモン
- キャベツ
この3つのみ!
一口大に切った鶏肉とホルモンをポリ袋に入れ、味噌ダレを適当な量入れて、揉み込みます。冷蔵庫で寝かせて味をなじませると、なお良し!
私はいつも前日の夜または、当日のお昼頃には準備しておきます。
ポイントは、鶏肉だけでなく、牛ホルモンを加えること!ホルモンの脂でジューシーさがアップします。割合は、鶏肉2:牛ホル1ぐらいかな?そのあたりは好みでOKです。
最近めっきり牛肉の脂に弱くなってしまった私たちは、ホルモン控えめにしています。以前は1:1ぐらいでも全然問題なかったんですけどね(-_-;)
野菜は余分なものは入れず、キャベツのみ!
みそと脂でしんなりしたキャベツは、最高においしいのです♡白ご飯が食べたくなること間違いなし。(しかし太る要素しかないw)
我が家ではあまり登場しませんが、オプションとして以下のようなものを楽しむこともできます。
- 溶き卵・・・・すき焼きのように、卵に付けてから食べる。
- 薄切り餅・・・締めまたは、食べている最中に。
- 焼きそば・・・締めに!
- うどん・・・・締めに!
作り方をレポート
ということで、実際に鶏ちゃんを楽しんだのでその様子をアップ。
まず、使うのはこれ。柳宗理の南部鉄器シリーズの、オイルパン22cm。
今のところ、すき焼きと鶏ちゃんにしか使われていないかも(;’∀’)
結婚式の引き出物、カタログギフトでいただいたものです。もう5年は使っているはず。いつもガスコンロとセットで使います。(そろそろIHヒーター買おうかな・・・)
鍋が温まったら油を薄く引き、下味を付けておいた鶏肉とホルモンを投入。
すぐにキャベツも投入。
しんなりしてカサが減るので、山盛りにしても全然問題なし。
この日はなぜか夫が「しめじも入れたい」と言い出したので、初のぶなしめじINの鶏ちゃん。
肉に火が通ったらOK。もう食べられます^^
湯気で曇った写真しか撮れず(-_-;)
この状態はまだ、キャベツ&しめじの水分が残っている状態なので、もう少し水分を飛ばしてから頂きました。
以上!ものすごく簡単!!!
さいごに
私の周りのスノーボード友人たちは、みんな鶏ちゃんが大好き。性別年齢問わず、愛される郷土料理です。いかにも田舎っぽい、濃い味ですが(笑)。
もしも岐阜・中濃や奥美濃、飛騨地方などへ行くご予定のある方は、スーパーの味噌売り場を覗いてみてください。そしてそこで鶏ちゃん味噌を見つけたら、迷わず一つ買ってみてください!
手軽で美味しい、懐かしさ満点のグルメが楽しめますよ♡
いつもいくお店はこちら▶白鳥 だいわ
鶏肉と牛ホルを頼むと、ミックスした状態ででてきます^^
市販品では、味付きでパックになってる商品もあります。